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人生を変える曲!ハーバード大学卒、母は人類学者、父はNASAのエンジニアで構成されているバンド ~英語に興味を持ったきっかけを作ってくれました~

ãno music no lifeãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ

わたしにとって音楽とは、生活の一部です。

 

歩いているとき、ご飯を食べているとき、お風呂に入っているとき、寝るとき

 

さまざまなシーンでわたしたちの脳裏に音楽は流れています。

 

皆さまも人生のターニングポイントで記憶に残る音楽があると思います。

 

その曲を聴くとあのときの場面が甦ってきますよね。

 

今回は、完全にわたし個人の人生のターニングポイントで流れていて衝撃を受けた曲をご紹介していきます。

 

あんたの思い出の曲なんて興味ないわ!と思った方。

 

ごもっとも笑

 

でも、この曲たちを聴いて『英語』ってすごいなぁー

楽器弾いてみたいなぁー

海外に行って見たいなぁと思ったのは事実です!

 

 

ではご紹介していきます!

 

中学時代

今まで、「ドラゴンボール」、「幽遊白書」などのいわゆるアニソンしか聴いたことがない少年に、経験したことの無い衝撃が訪れました

 

ちなみに、「ドラゴンボール」、「幽遊白書」の主題歌はこれです。

 

ドラゴンボールDragon Ball)ーChala-Head-Chala

 

幽遊白書ー微笑みの爆弾

 

いや、この2曲も名曲ですよ!

現在、30代の男共は皆ここを通過してきたと言っても過言ではないです。

 

でも...

 

アニソンしか聴いたことのない少年が、次の曲を聴いた瞬間言葉を失いました....

 

Rage Against The Machine-Guerrilla Radio

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン - ゲリラ レディオ)

 

あの衝撃...未だに忘れません。

 

レイジファンの皆さまベタですいません....

 

しかし!この曲を聴いて英語に興味を持ち始めたことを今でも覚えています

 

もちろん歌詞は英語なので意味はわかりませんでしたが笑

 

でも、何故か気づいたら通学途中に口ずさんでいたのを覚えています。(フンフンフーン的な感じで)

 

まず、このバンド『Rage Against The Machine』って誰やねん?って当時のわたしは思っていました。

 

昔ってここまでネットがメジャーなものではなかったので、音楽関連の雑誌を買いあさっていましたね。

 

そして、今ってめちゃくちゃ便利だなぁと思いながら記事を書いています。

 

 

では、簡単に

Rage Against The Machineとは...

 ãrage against the machineãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ

強力な政治的声明を秘めた“類稀なる社会派バンド”として1993年にデビー。パンク、ヒップホップを下地に様々なジャンルを取り混ぜた衝撃的な音楽スタイルが大ブレイク。いわゆる「ミクスチャー」というジャンルの隆盛に一役買った。バンドは徹底して「自分たちの全ての音楽活動は政治的声明を伝える手段であり、それ以下でもそれ以上のものでもない」という姿勢を貫いた。

 

 

メンバー

ãZack de la Rochaãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ

出典 https://goo.gl/images/RBWxSA

ザック・デ・ラ・ロッチャ(Zack de la Rocha 

ヴォーカル

 

政治色の強いチカーノ壁画家である父と、反戦活動家である母の間に生まれる。バンド名「Rage Against The Machine」の名付け親であり、RATMのメッセージ性の中心を握っていた男。

 
■1970年1月12日カルフォルニア生まれ。母親は人類学博士。父親はLos Fourと呼ばれるヒスパニック系社会派アーティスト集団の一人で、メキシコの農民を描いた壁画などで有名。

■幼少期学校で受けた差別やいじめをきっかけに、社会に対する不満や怒りの土台が形成されたといえる。高校時代はパンク・ロックHipHopを敬愛しており、Hardstanceと言うバンドを結成して、自分の怒りや不満をぶちまけていた。

■1991年には、Inside Outと言うバンドのボーカルとして、"No Spiritual Surrender"というレコードも出しましたが、Inside Outの解散後しばらくは鳴かず飛ばずの時期が続く。
しかしその後、Zackのライブをたまたま聞いていたTom Morelloと出会い、彼の人生は大きく変わる。Tom の知り合いのドラマー、Brad WilkとZackの幼馴染のTim Commerfordとそれぞれ連絡を取って、RAGE AGAINST THE MACHINEというバンドを結成。

■ちなみにこの名前は、Inside OutでZackが歌っていた曲のタイトルで、また、Inside Out の次のAlbumのタイトルにもする予定だったのですが、解散してしまったのでZackの新しいバンドの名前に使われることになった。

■Zackはあるインタビューの中で、自分が音楽に求めるものはアフリカ・バンバータソニックユースをたしたようなものだったが、Tomはジミー・ペイジやブラックサバスのようなものを求めていて、二人が共同で作り出してきた音楽はマンネリ化してきていたと述べていたとか。Zackのレイジ脱退の裏には、ほかのメンバーとの音楽に対する考え方の違いも大きな原因だったといえる。

■現在、Zackはメキシコの音楽Jarochoの演奏家たちと行動を共にしています。今のところ歌は歌っていないようですが、Son De Maderaというグループと親交があり、彼らのPVにギター演奏家の1人として参加しています。2005年10月にはZackも登場するミニコンサートを開きました。しばらく、Son de Maderaと一緒に活動をしていましたが、2007年、レイジ再結成とともソロ活動を休止。

 

 

ãTom Morelloãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ

トム・モレロ(Tom Morello)

ギター

 

ハーバード大学を首席で卒業し、一時期民主党のアラン・クランストン上院議員の秘書

を務める。ワウペダルを始めエフェクターを駆使した独特のサウンドが特徴。

 

■1964年5月30日ニューヨーク生まれ。母親のメアリーは学校の先生、父親はケニヤのマウマウゲリラ(英国からの独立を求めたケニアの反政府ゲリラ)のメンバーで、その後は国連のケニヤ代表になったそうです。

■幼いころから母親と二人暮らしだったTomは、Zack同様、白人多数の町に住んでいた為に差別を受け、学校でもいじめられていた。Tomによると、学校の遊び場で"Nigger"と呼ばれた夜には、母親のメアリーがキング牧師やMalcom XについてTomに講義し、差別には立ち向かうことの大切さを教えていたとか。その日以来、彼は一度も差別的発言を容認することはなく、断固とした態度で不正や差別に立ち向かってきた。

■高校生のころSex Pistolsに大きな影響を受け、ギターを演奏するようになる。その後ハーバード大学で学び優秀な成績で卒業しますが、ギターへの情熱は失うことはなかった。ギターの先生をしたり、カルフォルニア州議員の秘書をしたりしながらバンド活動を続け、Zackと運命の出会いを果たした。

■Tom のトレードマークは野球帽で、"Libertyville" "Geek" "Commie" "PUD" "Unite" などと印刷されている。

 

 

ãTim Commerfordãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ

出典 https://orangeamps.com/articles/interview-tim-commerford-of-prophets-of-rage/

ティム・コマーフォード(Tim Commerford)

ベース

 

母親は数学者。父親はNASAのエンジニア

両親の離婚後、母親と暮らしていましたが、彼が二十歳のときに母親が脳腫瘍で亡くなる。そのことがきっかけで、トレードマークになっている刺青を入れ始めます。

 

■1968年2月26日生まれ。刺青男であると同時に自転車オタク。

■長年ジャズのアップライトベースを弾いていたTimですが、幼馴染のZackに誘われ、ベーシストとしてレイジに入る事になった。Timの演奏方法は、あるインタビューによると1本の指で弦をはじいた方がより切れがよく聞こえることを知ったTimは、なるべく少ない数の指を使ってベースを演奏するように心がける様になったと言っていたとか。

■レイジとAudioslaveの底に流れるファンキーさはTimのベース演奏に支えられていると言っても過言ではないでしょう。しかし、彼もよく問題を起こす人で、レイジ解散直前のMTV Awardで、Music Video賞をもらえなかった(賞はLimpbizkitに)ことに抗議するために舞台上のセットをよじ登って警察に連行されたこともある(この時、Zackは無言で会場を去った)。

 

 

ãBrad Wilkãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ

出典 https://themusicuniverse.com/drummer-brad-wilk-set-late-night-seth-meyers/

ブラッド・ウィルク(Brad Wilk)

ドラム

 

■1968年9月5日オレゴン州生まれ。ドラマーのBradは、いろいろなバンドを転々としていたが、ある日、Lock Upと言うバンドのオーディションを受けにいって、Lock UpのギタリストだったTom Morelloと仲良くなる。Tom がZackと出会い、バンドを結成することになった時、TomがBradに連絡を取って彼はレイジのメンバーになることに。

■Bradはレイジメンバーの中でも、映画に出演するなど多才な人物ではありますが、政治や社会運動にあまり興味がなく(あるインタビューで、自分はTomやZackのように大きな運動に興味はあまりなく、地元の人の心配をする程度の興味しかないと発言)、レイジ内では異色のメンバーでした。

引用 :【レイジ】90年代を代表するバンド Rage Against The Machine のまとめ! - NAVER まとめ

 

 

感想

この曲と出会えて音楽のすごさを知りました。日本語の歌詞、日本の曲しか知らなかった少年が初めて世界に触れた瞬間だったかも知れません。

 

「この人たちは何かを訴えている、何かを伝えようとしている」と直感で感じました。

 

近所のレコード店に少ないお小遣いを握り締めてアルバムを買いに行きました。

ドキドキしながら英語の辞書を持ち出し歌詞の意味を調べました。が

 

全然わからん....

 

単語、単語はわかるんですけど(辞書に書いてあるからね)どうもしっくりこないんですよ。

 

こうなったら専門家に聞こう!ということで学校の英語の先生もとへ。

 

結果...

「kou くん。あんまりこういう音楽は聞かないほうがいいかな。」

 

ん?なんで?思春期真っ只中の少年は聞き返しました。

 

英語の先生「いやぁ...ほら...中学では使わない単語もあるしぃ...先生このバンド知らないし...あ!次の授業あるから。学校にアルバム持ってくると取り上げられちゃうから、今回は黙っておくけど、もう持ってきちゃダメだよー!」

 

 

 

 

 

 

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・・・・・・・・

 

 

 

そして、kou 少年は高校に入るまで歌詞の意味をわからずに過ごしましたとさ。

 

ちなみに、Guerrilla Radioの歌詞の一部抜粋ですが

 

As the polls close like a casket, on truth devoured
(選挙は棺のように閉ざされ、真実は貪り食われる)

Was it cast for the mass who burn and toil
(それがおまえらあくせく働く民衆のための選挙なのか?)

【※「cast」は2つの意味。メディアにでるニュースキャスターによる発言と、「casket(棺=選挙)」のこと】

Or for the vultures who thirst for blood and oil?
(それか、戦争と石油に飢えたハゲタカ(投資家)共のためかもな)

 

Blockin’ the beltway, move on DC!
環状線は封鎖した、ワシントンD.C.に向うんだ)

【※環状線495号はワシントンD.C.の外周を一回りする高速道路】

Way past the days of bombin’ MCs’
(クソみたいなMCが栄えたのも過去の話)

【※Zack(ボーカル)はヒップホップカルチャーの中で壁に自分の名前を書いたり、MCバトルで相手を批判してのし上がる方法を認めない。大事なのは「きちんと自分の考えを主張する」ことである】

Sound off, Mumia go on be free!
(声を荒げろ!ムミアを解放するんだ)

【※ムミア・アブ・ジャマルのことで黒人人権運動家。82年に警察官殺しで有罪判決、但し真実かどうかは不明】

Who got ‘em? Yo, check the federal file
(誰が事件を起こしたって?事件の詳細をチェックしろ)

【※「federal file」は直訳すると「政府の文書」、この場合取り調べ内容とか事件詳細のこと】

All you pen devils know the trial was vile
ペンタゴンの悪魔達はその裁判がデタラメだったって知ってるんだ)

An army of pigs try to silence my style
(豚どもで構成された軍隊が俺のスタイルを黙らせようとやってくる)

Off ‘em all out that box, it’s my radio dial!
(すべての者に真実を暴露する、これが俺の「ラジオ」だ!)

引用 :【Guerrilla Radio(ゲリラ・ラジオ)】の和訳:Rage Against the Machine

 

はい。確かにこりゃ英語の先生も逃げるわ笑

 

しかも、

All you pen devils know the trial was vile
ペンタゴンの悪魔達はその裁判がデタラメだったって知ってるんだ)

 

pen devilsペンタゴンの悪魔達って

 

中学生からしたら、

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ってなりますよ。

 

こんな政治色&反骨心むき出しの歌詞ですが、この曲が収録されているアルバム

The Battle of Los Angeles 」は、米国ビルボードで1位、各国でも上位を獲得するな

ど世界でメガヒットをしました。

さらに、2001年のグラミー賞で「ベストハードロックパフォーマンス賞」を受賞しています。

バトル・オブ・ロサンゼルス

バトル・オブ・ロサンゼルス

 

世界的にはとてつもなく影響を与えましたけど、日本ではいまいちだったのかな?

もちろん、日本という国の背景や国民性と共通する部分は少ないし。

でも、サウンドから伝わってくる闘争心といいますか、「やってやるぞ!」って気持ちにさせてくれます

過去に、格闘技イベントの入場曲にもなっていましたよね。

 Rage Against The Machineは他に多くの名曲を作り出していますが、今回は割愛させていただきます。

 

長くなりましたが、英語に興味を持つ、英語を話してみたいと思わせてくれたのはこの曲に出会ったからです。

 

日本語を流暢に話す外国人の方々も、日本のアニメや音楽を聞いて勉強している方が多いですよね

 

特に、発音や言い回し、教科書には載っていない文章は音楽だったり映画で聞くと不思議と頭に入ってきます。

 

そして、何より勉強って概念がないから、楽しく覚えることができます

 

なんて偉そうなこと言ってますが、今まで英語を喋れないわたしが言うのも説得力がないですね...笑

 

現在は、英語を目下習得中ですので、英語に役に立った本やコンテンツを随時ブログに書いていこうと思います。

 

では、Rage Against The MachineGuerrilla Radio が、皆さまの人生を変える曲になってくれたら幸いです。

 

kou でした。